3回目の撮影の前にメイクチェンジ。その祝さんの意図を読んで、大人っぽく変わったその雰囲気に合わせて撮ってみた。
これは撮影終了直後に1回だけ目線を貰って撮ったもの。
同じ衣装で同じウエストショットなので、違いが判りやすいと思う。ぜひ昨日載せた写真と見比べてほしい。
あ、いいな。と感じた瞬間、一瞬だけど、どう撮ろうか考える。
カットごとに、その人の大きさや年齢や性格や意思、シチュエーションやロケーションなどそういうものを想像して撮っている。
ここでは『夜会のように』イメージして撮った。
それらを感じられるように表現していくのは、照明の効果、カメラの高さ、アングルなどの組み合わせなので、そういう一つ一つの表現方法に役立つ話をさせてもらった。
今回の講習でピントがどうとか、絞りがどうとか、ボケがどうとか、ノイズがどうとか、そういう話は一切していない。
それはカメラやレンズの性能にもよるからで、カメラの講習のときに話すこと。
いつも撮影主体の講習では、そのとき表現しようとしているものに必要なことから話している。するとカメラやレンズの機能の話はほとんど必要ないっていうのが現実だ。